写真家のルーベン・ウーは、ドローンに照明器具を取付けて風景を明るく照らし出します。
ドローンによって空高くからライティングされた風景は、妖艶で美しく浮かび上がっています。
「Lux Noctis」と名付けられた作品は、特殊照明によって独特な光景をつくり出す手法を用い、斬新で予想を裏切るような風景描写を生み出しています。
アメリカ西部の砂漠において、
http://reubenwu.com/projects/22/lux-noctis
ウーは「PHASE ONE XF100MP」とライカ「M-P 240」を愛用しているそうです。
暗くなったら撮影場所の約100m上空にドローンを飛ばし、作業にとりかかります。
風景は何回かに分けてライティングしなければならず、長時間露出で1枚撮影すると、ドローンを移動させて次の撮影を行います。
強調したい場所を選び、ほかの風景が闇に埋もれたままになるよう撮影を進めます。
彼の作品は、デジタル処理で複数枚の写真を合成しているそうです。
ウーは、インドネシアの青い溶岩流、北極圏・スヴァールバル諸島のツンドラなど、神々しいまでの風景を創造する写真家です。
今はアメリカ西部において、眺めのいい風景や壮大な地形の夜間撮影を行っています。