思い切りのいいデジカメ

ライカから「ライカM システム」の最新モデル「ライカM-D」が発売されました。
なんと、こちらのモデル、通常デジタルカメラの本体の側面には必ずある液晶ディスプレイがないんです。「創造力をより自由に発揮して写真撮影だけに集中できる」というのがその理由のようです。
さすがライカ、思い切りがすごいです。
つまりはカメラに装填されているのはシャッタースピード、絞り値、ISO感度というミニマムな設定です。ちょっと見ではまさにフィルム仕様のレンジファインダーカメラのようです。
画素数は2400万画素の35mmフルサイズCMPSセンサーを採用し、画像の記録形式はDNG(RAW)形式のみとのこと、またここで「おお」という感嘆の声がもれそうです。
さすがライカ、思い切りが違います。
必要なもの以外は排除するという方針、ライカのレベルでなければ実現しないでしょう。
フィルムカメラ愛好家でも、そしてデジタル時代になった現代でも、カメラ、写真好きならいつかはライカを持ってみたいと思うでしょう。
そんな憧れのライカが「本質を追求」というコピーとともに発売された新たなMシステムは、まさに玄人好みで、玄人でなければ手にできない感があります。
そして、お値段もなかなか簡単には届かない値で、ゼロがちょっと違います。

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