4月からの電力自由化。
私達はどこから電気を買うのかを自由に選べるようになります。
同時に電気を作ることに多くの人が興味を持っています。
自家発電でエコに生活したい。
けど太陽光発電は高いし、自転車をこいで発電するのも疲れます。
もっと、普段の無駄なエネルギーを活用できれば一石二鳥。
そこで、貧乏ゆすりで発電するという、目からウロコなアイデア。
Nathalie Teugels氏が発明した「MOOV」は、座る人自身が電気を作ることができるイスです。
座面シートの下には、288個の圧電性結晶が搭載されており、ここに座ってゆらゆらしたり、貧乏ゆすりで刺激を与えることで発電ができるという仕組みになっています。
見た目にもシンプルでクールなデザインで、サイドにある青いバーは肘掛けではなく充電プラグです。
自ら作った電力で、ここにケーブルをさして、スマートフォンを充電することができるというわけです。
現在まだ試作段階ということで、スマートフォンをフル充電するのに、どれだけ貧乏ゆすりすればいいのか、詳細は明らかになっていません。
運動不足でつい貧乏ゆすりをしてしまうデスクワーカーにとっては、ピッタリのイスですね。