『GE社が電球形蛍光灯廃止へ』

ゼネラル・エレクトリック社(GE)から、重大な計画が発表されました。
アメリカでの「電球形蛍光灯」の販売・製造を今年いっぱいで終了し、最もエネルギー効率の良いLEDにシフトすると言うのです。

「電球」と一口に言っても、いろんなタイプがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
白熱電球は安いけどすぐ切れるし、電球形蛍光灯は明るくて長持ちするけどすぐ明るくならないし、有害物質の水銀を使っています。
LEDは長持ちして省エネでもありますが、値段が高いのがネックでした。
白熱電球が廃止の流れになっているのは周知の通りですが、いよいよ蛍光灯も。

さまざまな「電球」が併存する今、GEはLEDに向けて舵を切る理由をいくつかあげています。
まずLEDの価格が十分リーズナブルになってきたこと。
もちろん白熱電球や電球形蛍光灯に比べればまだまだ高いんですが、その差は年を追うごとに縮まり、今やメリットのほうがはるかに大きくなっています。
GEはまた、LEDならすぐに明るくなること、色を変えられること、そしてスマートホームアプリなどと接続できることも、電球形蛍光灯を打ち切る理由としてあげています。

GEは安価なスマートホームLED「Link」を発売していて、スマートフォンを使って、時間帯やタスクに応じたライティングに調整することができます。
さらに、LEDをより手頃な価格にし、電球を単なる照明以上のことに使い始めようとしているのです。

LEDのIT化は今後ますます発展していくんでしょうね。

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