『Light L16』

スタートアップカメラメーカーの企業 Light が、興味深いカメラを発表しました。
16個ものレンズを持つコンパクトカメラ、「Light L16」です。
ポケットサイズながら、デジタル一眼レフカメラ並みの高画質を得ることを目指したカメラとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=cW3rx7jiX8E

なんじゃこりゃ~。
顕微鏡で見た細胞のような見た目で、今までに見たことのないカメラです。
気持ち悪いけどカッコいい。

なんたって、レンズは全部で16個もあるんですから。
もちろん、むやみやたらに16個ついているのではなく、焦点距離が35mmと70mmのレンズが5つずつ、150mmを6つ搭載したカメラなんです。

シャッターを切ると、全16個のうち10個のレンズが同時に撮影を行ない、それぞれ異なる焦点距離の画像を合成し、最大で5200万画素の解像度の写真を作ってくれます。
また、複数レンズでの撮影のため、複数のピントが存在します。ということは、撮影後にピントを合わせられるんですね。これは便利。
おまけに、4Kでの動画撮影もできるそうです。

もちろん、レンズを16個も搭載するのですから、価格もそんなに安くないんですね。
一般発売での価格は1699ドル(およそ20万円)を予定していて、現在 Light のサイトでは予約を受付中。
出荷は2016年の夏頃の予定だそうです。
これによってカメラ革命が起こるんでしょうか。

撮影機材・LED照明の専門店