暑くなってきた!とおもったら、ジトジト、ジメジメとした梅雨が始まります。
気温と湿度の変化で、なかなか体調を整えるのも難しい日本の季節。
梅雨が終わったら気持ちのいい晴れが続きますが、暑さと湿気、さらには室内のクーラー攻めにも体がついていくのが大変です。
さて人間の体もこの気温と湿度に翻弄されますが、実はカメラなど写真機材も同様です。
カメラの保管庫、ドライボックスなどに収納している以外、日本の家屋の中で頻繁に使わない機材を収納しておくと、いざ取り出した時にうっすらカビがはえていたり、なんてことありませんか?
もちろん理想は保管庫やドライボックスの中に収納するのがいいのですが、なかなかそうはいかない場合、押し入れやケース、カメラバックに締まったままになっているカメラやレンズ。ケアは必要です。
これはカメラ機材のみならず、例えば絵画や巻物なども虫の害やカビを防ぐために「虫干し(むしぼし)」ということをします。晴天の日に絵画や書物などを外に出して日陰に干して風を通す作業です。
昔からあるこの虫干し、ようは収納してあるものをいったん外に出し、風を通して湿気をとることですね。これはまさにカメラ機材にも当てはまること。
いったん収納しているカメラやレンズを外に出すことによって、収納場所自体の空気の入れ替えができます。
今日はカラッとしてるな、という日があれば、ちょっとの間でも機材を外に出して空気の入れ替えをしてみてはいかがでしょうか。ただカメラやレンズなどは精密機械、ホコリやチリなどに気をつけて風を通しましょう!
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