ネイル撮影

ネイルをしていない爪を素爪(スズメ!)というそうですが、確かに最近の女子のネイル確率は随分高く、「ネイルアート」という言葉のように単なる爪のお手入れだけにとどまらず、アクセサリー感覚で色、デザインを変えながら楽しめる装飾品のような感覚になってきましたね。

さて、時間も費用も欠けたネイル、記念用にもSMSやブログ用にもネイルを撮影する機会も増えますが、キレイなネイルをキレイに撮影したいものです。
ネイル撮影にはベーシックなふたつのポイントがあります。

まず、ネイルのつやつやとした質感を大切に、照明は自然光またはディフューザーなどで調整した適切な量の照明で撮影しましょう。
適切な量とは、つまりつやのあるネイルに光が反射したり、白飛びなどしない照明です。
カメラ本体についているネイルに対して真正面からあてられる内蔵フラッシュはNGです。
照明機材とネイルとの距離を変えながら撮影していくと、どの距離が適切かみえてきます。
「反射」を避けるといっても、適度なネイル上に写り込む反射はつやを強調する演出ができます。たとえば、iPhoneの広告で、本体のロゴ(アップル部分)が半分光によって反射しているようになっていますね、つややかで高級感も演出できる、あの感じです。

さてつぎに、キレイなネイルを演出する「手、指」の仕草です。
スタンダードで、手をまっすぐ差し出したポーズもありますが、指の関節を曲げたほうが、つまり何かをつかんだ状態のほうが、関節部分の皺が見えないためにきれいともいわれます。
その場合、何も持たずに指の関節を曲げると「グー」の形になってあまりエレガントではないですよね。そこでよく用いられるのが香水などのキレイなボトルを持つポーズ。持った状態でネイルを正面にすると自然に格好が決まります。香水ボトルでなくてもネイル(ネイルの瓶)そのものを持ってもいいですね。爪のネイルと同系色のネイルボトルだと色もまとまりやすいです。

ネイル撮影はちょっと気を遣うだけで「キレイ度」がアップします。
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