フードの必要性

フードの必要性

「フード」と言っても、これは料理撮影の「フード」ではなくて「レンズフード」のお話。
レンズフードをつけると、光よけ、つまりレンズの日よけとして余分な光をカットしてくれるのは分かっていても、ついついつけ忘れたり、持ち歩きが面倒だったりするとフード無しで撮影することってありますよね。もちろんそれでも撮影はできてしまいます。だからこそレンズフードの必要性について語られたりします。
実際に天気のよい屋外の撮影ではレンズフードをつけた写真とそうではない写真の違いははっきり表れてきます。
太陽の位置や光量にもよりますが、フレアという現象が表れたり、光の強さによって露出を適切に判断するのが難しくなったりします。
それを防ぐための近道、解決策がレンズフードなのです。
実際にレンズフードを手にすると、日よけ、光のコントロールの役割なので、素材は黒くつや消し、ものによっては内側に反射防止の加工がされているものもあります。

メーカーやモデルによってはカメラ、レンズ購入時にレンズフードがついていない場合もありますが、やはり常時持ち歩き、特にロケ撮影の際にはレンズフードの装着を心がけたいですね。
また、スナップなどでカメラを持ち歩きながら移動する時もフードが邪魔に思いがちですが、移動時はフードを反対にしてレンズに被せるようにすると便利です。

ちなみに望遠レンズのフードは長く、広角レンズのフードは短めが特徴です。
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