どちらも防水
スポーツの会場で目にするフォトグラファーでもビデオカメラマンでも、非常に重たそうな鞄(リュック)を持っているのが気になります。どちらもどっしりとした三脚、または一脚を持っていますが、それに加えてもちろんバッテリーの替え、アクセサリー、ビデオカメラの場合には種類によってはディスク、メモリー、音声などの様々な準備が必要になるでしょう。
いろんな場面を想定して、必要に応じた準備を備えています。
それを感じるのが雨天のとき。雨が降り始めると、サササッとフォトグラファーもビデオカメラマンもカメラに覆うレインカバーを取り出すのです。
そう、大切なカメラ、そして高価なレンズを濡らしてはなりません。
こういった場面を何度か目にしていると、プロカメラマンたちの格好にも気づくようになりました。
とにかく靴底が厚いのです。まさに登山靴のようでもあり、防水加工を施した靴もあるでしょう。
雨天に備えてもいますが、悪天候の中で撮影するには、雨、寒さなどからも自分自身を守らなければいいコンディションで撮影を続けることはできません。
さらにスタジオ撮影と違い、ロケ撮影では、撮影現場までの道がアスファルトだけではなく、ぬかるんだ道や葉や草などで滑りやすい道も機材を持って移動しなければなりません。
こういう備えからも、プロだなあ。と感じることがあります。
何を揃えればいいか、というのではなく、経験とともに「あのときあれが必要だった」という積み重ねが準備周到をもたらしているのかもしれません。
みなさんもプロカメラマンを見るときに、彼らの服装、持ち物、身なりなどに気をつけてみて、今までと違う発見をしてみてください。
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