アスペクト比

アスペクト比とは、2次元形状のものの長辺と短辺の比率をさすものです。
フルムカメラの中判6×6は1:1、フィルムカメラのサイズは3:2、コンパクトデジタルカメラの定番サイズは4:3です。

このアスペクト比はカメラの機材によりますが、ポストプロダクション、つまり撮影後の編集の際にアスペクト比を変更することも可能です。
この長辺と短辺の比率というだけのことですが、これが変わると同じ写真なのに見え方が全く変わってきます。
そのためフィルム撮影が主流だった時代は、もちろんこのアスペクト比を考えて機材、フィルムが選ばれていました。

伝えたいもの、商品、メッセージなどから、写真の枠がどのサイズで提示するかということを考えるのも訴求性に大きく関わります。
被写体の形、写真を見せる媒体、見せ方など総合的に考えながら写真のサイズをいくつか選択し、並べながらどのように差が出てくるか見比べることも提示する前に大切なことです。

何気なく普段みている広告、チラシ、カタログなどを、アスペクト比を考えながらみてみてください。いろいろなヒントが隠されているはず。
撮影に関するお問い合せお気軽に