座りで対談での写真撮影について触れてみましょう。
よく夜景や、夜の屋外で撮影する際に、照明が人物だけに届き、後ろが真っ黒。というパターンがありますよね、後ろも写り込むようにするにはどうしたらいいのか、というポイントに絞りつつ。
屋内での人物撮影もそれと少しだけ似ているところがあります。
というのも立ち位置、座り位置を決めたあとに人物への照明加減を調整していきますが、そのときに人物への照明が適切であっても落とし穴が。そう、人物を中心に前部分に照明があたっているものの、後ろ、背景が暗くなってしまっていることがあります。
そこで人物の後ろ、椅子などの家具の影、植物などの後ろに同調のフラッシュ、またはLED照明などを配置すると、写り具合にはっきりと違いが出てきます。
これは実は写真撮影にとどまらず、ビデオ撮影などの場合にも同様で、自然照明、さらには屋内照明を含めてどこに人物を、そして座りの位置を決めるのかを始め、そのあとに全体の照明バランスを見ていきます。そこで気になるのが背景。何度か触れてきましたが、背景は大切なポイント。しかしいざ人物が主役となると背景を忘れがちになってしまいます。
背景が適度に明るいと、それによって人物自身もキレイに浮き上がるというか、自然なかたちで後ろの光によって強調されます。
このちょっとしたポイントが違いを生みます。
小さいけれど、重要なポイントを押さえて、美しい写真、美しい映像を撮影を実現しま
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