追いかける

先日のパリ・フォトについて触れたように、この大きな写真フェアを機にいろいろな写真家や作風、テクニックを知ることもあります。
発見のみならず、触発されて開眼することもあるかもしれません。
身近なギャラリーにふらりと立ち寄って、新しい発見をすることがあるのですから、世界のギャラリー、出版関係が集まっている場では大きな影響を受けることでしょう。

さてその場での体験はできなくても、現在のネット情報社会の中で恩恵を受けることはここでもあります。
作品が出品されているアーティストがインデックスで提示され、人によっては作品付きで紹介されています。気になっているアーティストを捜したり、または写真を見てどんなアーディストなのか調べてみるといった楽しみもあります。印象に残るアーティストはHPがないか検索してみたり、実際にあれば、そのアーティストの作品をたくさん見ることもできますよね。

さらにパリ・フォト参加の出版社やアーティストによってはブログにパリ・フォトについて記載したり、実際の現場の状況を実況しているページもあります。
どんな視点でフェアを見ているのか、どんなアーティストに注目しているのかなども記事を目にし読むことによって今の写真業界の流れを感じることができます。

パリ・フォトによって注目されたアーティストは、各メディアで報じられ、もちろん日本人作家もいれば、さらに海外の作家も時期を経て日本でも作品を目にする時がくることもあるでしょう。
今やどこかの都市で開催されている展示会、イベントなどの情報はネットで把握でき、アーティストの作品が注目されれば、各国で購入され、実際に作品を目にする機会も増えていきます。
有効にネットを利用して有意義な情報、知識、発見を増やしていきたいですね。

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