ことわざで「習うより慣れろ」といいますが、写真が上手になる方法、テクニックの習得なども、まさにこのことわざの通りというところがあります。
学ぶよりも撮影することが大切といってしまえば誤解もあります、確かに撮影技術を知らないと実行できないことがたくさんあります。しかしながら実際にカメラを手で触り、その使い心地を自分のものにしなければ、結局機械を操るような仕方の写真撮影になってしまうかもしれません。
ある巨匠写真家がいいました、朝歯を磨くように、目を磨け、と。
それはどんなにベテランな野球選手も毎日の素振りを欠かさないということと同じように、つまりは毎日実際にその行為を行わなければそのものごとを習得できないということを言っているのでしょう。
写真撮影もまさにその通り、継続がモノをいうように思います。
多くの写真を目で見て感じて習得する部分もあれば、やはり実際に自分でカメラに触りファインダーをのぞき、シャッターを切るという撮影そのものが写真を学ぶことにつながっていると思います。
だからこそ、毎日カメラを触り、被写体を探し、写真を撮る公道そのものが大切なのです。
気張らずに楽しんで写真を撮ることが、写真撮影上達の一歩ともいえますよね。
撮影機材の専門店ライトグラフィカ