写真家の岩合光昭さんといえば、身近な猫から世界中の猫まで撮影され、猫の写真でおなじみですね。
しかし、猫ばかりでなく犬もまた撮影されているんです。
現在ノエビア銀座ギャラリーで岩合光昭さんの「ニッポンの犬」写真展が開かれています。
ここでは柴犬や紀州犬などニッポンの犬をニッポンの風土、季節とともに写し出された写真が展示されています。
私たちにとってはおなじみの犬でも、桜や富士山と組み合わされた写真では、外国人にとっては日本そのものを表しているかのように見えるかもしれません。
それくらいインパクトが強く、なおかつ猫写真同様に「いい表情」が作品の中に写されています。
動物写真家の岩合さんの写真を見て、癒されたり、そして動物を撮影するという欲求を感化されます。
日本の風土の中で季節、光、自然を「犬」という被写体と相互作用で高めあって作品となっている写真をみるのは、むずかしい動物写真を撮影するための目を養います。
癒やしと感化、どちらの目的にも絶好の写真展です。
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