今回は撮影する側からではなく、ポートレートを撮影される側の立場で写真写りのよいテクニックをみてみましょう。
ポートレートといっても、それが携帯電話やスマートフォンから撮るちょっとしたショットや、コンパクトカメラで記念、思い出の一枚として撮影されるカジュアルなシーン、つまり写真を撮られる準備がされていない状態の場合を想定してみましょう。
楽しい雰囲気、その場所での限られた時間、そこでどの程度写真写りがいい状態をつくれるかということ。
そこでのレフ板効果を思い出してみてください。
レフ板がなくとも、以下のキーワードを上手に活用して、とっさのレフ板効果を得ましょう。
「白いもの」
これは例えばコピー用紙のように白い紙から、白いハンカチ、スカーフなどで代用できます。お出かけの際に白目のスカーフを持っていると、とっさに首に巻くなどしてレフ板効果で顔周りが明るくなります。
撮影者は撮影される側のことを考えると、自然に写真撮影のヒントに繋がることがよくありますよ!