難しい写真撮影のひとつにジュエリー撮影があります。
金属や貴石の適度な反射、色合い、なによりも品のある華麗さが要求されます。
照明は自然光が美しい光とジュエリーの本来の色合いがでます。または太陽光に近い照明、つまり色温度で言うところ太陽光、ストロボ光にあたる5000から6000ケルビンの照明を使うといいでしょう。
一般的にサイズが小さなジュエリーは、画角が狭いマクロで撮影できれば理想ですが、なければクローズアップフィルターなどを使用するなど、なるべく被写体に近づける環境を作りたいですね。
じっくり撮影が必要なジュエリー撮影ですが、ウエディングフォトの際にもジュエリー撮影することがしばしばあります。花嫁の準備シーンからフォトツアー、披露宴エンディングまでを通して撮影するウエディングフォトはワンシーンごとが短時間勝負。次回は短時間でしっかりジュエリー撮影できるコツをお話ししましょう。