光源

写真撮影をすると、これまで意識していなかったことが気になることがいくつかあります。そのひとつはやはり光でしょう。
ライティングのみならず、光そのものが気になるようになります。
なぜなら光によって写真の発色が変わるからでしょう。
そう例えば、屋外なら同じ光と思っていたものが、実は太陽光と同じ太陽光を受けていても日陰とでは発色が変わります。日陰では青みが強くなります。つまり前回お話しした色温度のケルビンでいうと、5000以上になるということですね。

一方、室内での撮影ではこれは分かりやすいでしょう。白昼色蛍光灯と白熱電球では明らかに発色が変わってきます。レストランやショップなどは柔らかく暖色な白熱電球が好まれるため、その光のもとで写真撮影をすれば、自然に赤み、もしくはオレンジっぽい色が強い写真になります。

生活の中で今まであまり意識していなかった光源。
どの光源で写真撮影をするのか、と考えながら撮影準備をすることはとても大切なんですね。

撮影機材はライトグラフィカ