スタジオ撮影の際によく聞く言葉「ホリゾント」。これはスタジオで使われる背景用の布製の幕や壁、そしてさらにそれを照らす照明のことを指します。
空や空間をあらわし、余計な影を残すことなくクリアで広がる空間を作り出すものです。
この一枚の布、またや平面で、空間をあらわすために照明の役割が大切になります。朝日、夕焼けなど時間から季節まで照明によって描写します。
その演出には経験、そしてテクニックが不可欠になってきますね。
また、幕または壁の色はベーシックな白から、グレー、そして鮮やかな青色などスタジオと用途によって様々です。
本格的なスタジオ撮影ではこういったホリゾントを駆使しますが、個人でのスタジオ撮影では背景紙と照明を使ってセッティングし、テーマに沿って必要な空間を作っていきます。
もちろん被写体の大きさによって、大幕なホリゾントは必要ではないので撮影するもののサイズにもよりますね。
撮影会などで本格的なスタジオ撮影を体験し、その経験を個人のスタジオ撮影に活かすのも、どのような手順と機材が必要化を知るために有効ですね。