普段の照明、撮影の照明

家具とデザインの世界的見本市のミラノ・サローネは年々話題に上り、日本でも毎年の動向が大きく取り上げられます。
その一年に一度のミラノ・サローネと同時に隔年で催されるのがユーロ・ルーチェ。照明器具の見本市です。
それはそれは大きな展示場に照明器具のみが揃うのですから圧巻です。
数年前からメーカーやブランドがLED電球を扱い始め、白熱電球からLED電球への移行に伴い、ユーロ・ルーチェで見られるLED電球の特徴を活かした照明器具のデザインが急激に進化したと言えます。

さて、日常生活に根付くLED電球。まるでカメラのレンズのように、狭角、中角、広角といったように、照らす範囲を選べるものがあることをご存知ですか?
全体的に光を演出したい場合には広角、スポットライトのような光には狭角、といったように使い分けができるのです。

こういったLED電球。普段の生活の照明器具としても、また用途によっては写真撮影の照明器具にも使えるのではないかなあと思います。
今後この光の当て方が選べるLED電球で、本格的に写真撮影用の照明が生まれるのも近い将来のことでしょう。
撮影照明ライトグラフィカ