角度がカギ

コントラストを強めたり、反射を取り除いたりできるPLフィルターについてお話ししましたね。手軽で便利なアイテムは撮影がスムーズに運ぶので取り入れていきたいですね。さらに、その原理も知っておくとアイテムがなくとも撮影の際のトラブル解決に繋がります。

さてコントラストや彩度の効果を得られるのは角度がひとつのカギになります。屋外でのロケ撮影では、太陽とカメラ、そして被写体の角度がちょうど90°になる位置で撮影すると最も効果を得られます。つまり太陽が真上にある場合には被写体に対してカメラは水平の高さで撮影するということです。

さらに、反射にも角度がカギになっているのです!
被写体に対してカメラの構える位置を30°から40°に設置すると反射率を抑えられます。
フィルターとともにこの角度の「カギ」をヒントに撮影してみてください。
ちなみにPLフィルターによって露出アンダー気味になるので、露出設定にもご注意を!撮影機材のレンタル