この季節、家族写真のみならず、久しぶりに会う友人知人との交流も多い時期ですね。そんなときやっぱり記念写真がでてきます。
ちょっとした瞬間を利用して撮る写真でも、後々見ると、あのときはあんな風にやって撮っておけばもっといい写真になったのにな。なんてことありますよね。
何気ない集合写真、「はあい、こっち向いて」と注意を引いてシャッターを切るスナップ写真。ちょっとしたことに気をつけたら、随分違った記念写真になることも。
たとえば、横一列に並んだ状態を、ジグザグになるように前後に少しずつずれるように並んでもらうことで立体感と写真全体の構図に動きが出てきます。
また、その場では何気に気づかないことですが、着ている服の色をみてみましょう。ほとんどが暗めの服だったり、ある人はさし色を身につけていたりと、撮影時には気づかないけれど、写真になった時に色のバランスによって偏りが感じられることがあります。
そこで撮影者が、うまくその場の盛り上がりを利用して、並びや順序などを指示すると仕上がりがずっと違ってきます。
楽しい友人とのひととき、会話を利用しながら、意識させない記念写真の撮影方法もやっぱり撮影者の腕の見せどころです。