デジタルカメラのクオリティそのものを示すといっていい、撮像素子は面積がそのまま性能であり、大きさは価格に比例します。
一般的にフルフレームと言われるのは、キャノンではEOS 5D MarkII やニコンのD700といったモデルになります。価格がこのモデルの位置を物語っていますね!
大きな画像素子があってこそ、画素数が生かされるので、カメラメーカーの謳い文句の「画素数」それだけでは写真の画質を計れないということなんですね。本当に重要な要素は「撮像素子面積」だからからです。
さて、35mmフィルムカメラと同じ撮像面のカメラのメリットはなんといっても35mmフィルム一コマと同じクオリティを得られるということです。さらに、同じ焦点距離のレンズを使用しても撮影画角とボケ表現が同じようにあらわれます。
フィルムカメラを主として撮影してきたプロのフォトグラファーも、デジタルカメラ以降によってフルフレームカメラを選ぶのは当然の流れなんですね。
ただ反面でメリットとしてやはり価格の問題があります。製造コストが高く、ゆえにカメラ本体の値段も高くなるといった次第。さらに構造によりボディが大型になり、重量が重くなりスタジオ撮影ならともかく、持ち運びに適したカメラとは言いがたいところです。
性能をとるか、機能をとるか、どちらも欲しいところですが、撮影用途によって選んできたいですね。
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