人物を撮影したスナップショットでたびたび見られる、赤目現象。
同じような場所や環境で撮っても赤目になる時と、ならない時があります。
何が違うのでしょう?
たまに愛犬の写真を撮ってもペットの目が赤目になることもありますよね。
赤目現象は、暗い場所や野外での夜の撮影の際に撮影すると、目の瞳孔が開いた状態になります。その開いた状態の瞳孔の眼球網膜の毛細血管がストロボの光を反射して、赤く写り込んでしまうというわけです。
面白いメカニズムですよね。
さて、この赤目現象になる仕組みが分かれば、解決策もあります。
瞳孔を開いた状態ではなく、小さな状態にしてから写真を撮ればいいのです。
赤目軽減などといった、カメラの機能として取り入れられているモデルもありますが、シャッターを切る前に、赤め緩和ランプが照射し、瞳孔を小さくするようになっています。
もしも、そういった機能がなくても、簡単には一度ストロボをたいて、2度目を本番として撮影するとか、ペンライトなどを利用して、人物にむかって照射し撮影する、といった方法もあります。
思い出のスナップショットにも一工夫すると、仕上がりもより楽しみです。撮影照明を格安に