商品写真と購買意欲、そして色との関わりを見てきました。
あるリサーチでは、新商品のマーケティング戦略を検討する際には消費者への視覚的アプローチが書かせない結果を示しました。
92%という数字を視覚的要素が占め、6%が質感、そして1%が音や香りという結果です。いかに商品販売において写真という視覚的役割が有効かということがわかりますね。
そして特定の商品を購入した際の理由として、85パーセントが色が購入の際に大きな理由になったというリサーチもあります。
つまりは、機能的な商品を求める場合ではなく、衣類やアクセサリーなど色選択を自由に選べる際、まずその商品を購入するまでの消費者への視覚的アプローチ、そしてその後の色から得る購買意欲がいかにマーケティングと密接なのかということを表しています。
これらを踏まえて、商品撮影もどのように撮影すれば販売促進に効果的なのか鍵をつかめそうです。
例えばネットといったオンラインでの商品カタログとしての写真撮影の場合、オンラインサイトでどのように商品写真をレイアウトしていくかなど考えると、自ずと商品撮影の背景などがきまってきます。例えばどの色にも引っ張られないようにモノトーンの背景で商品を撮影し、その後サイトのレイアウトをする際、いくつかのカットに、指し色として鮮やかな商品写真を入れることにより、そのサイト自体がより引き締まりバランスよいページに仕上がることがあります。
総合的に商品の写真撮影をすすめることも非常に大切なんですね。写真撮影機材