さて今回は、動物といっても身近で比較的コミュニケーションをとりながら
さらに飼い主ならばこちらのペースに持っていけられるようなペットのような動物ではなく、動きのもっと速く、またはペットとしてではなくし前回に近い状態でいる動物の撮影をみていきましょう。
例えば乗馬競技といったスポーツにおける、馬。
日本ではさほど日常生活に一般的でないスポーツ、乗馬ですが、ヨーロッパでは馬文化が発達しているため、こどもの頃から乗馬を習うほど結構身近なスポーツです。番外でいえば、田舎に住んでいる人は、スポーツや趣味を超えて、馬を日常の移動手段としている場合もあるほど。
さて、横道にそれずに、動物写真を。
颯爽と流れるように走る馬の写真を撮るとします。高速シャッターを条件のひとつに必要なスポーツ写真や動物写真には、もともとカメラのボディーからレンズまで普段の撮影とは違う種類になりますが、今回は機材ではなく撮影定義を。
シャッター速度を速くするということは、感度を高くするということにつながります。日中での撮影ではまず問題ないでしょうが、日陰だったり、天候によってくらい条件の場合を考え、屋外といえどもISO400程度の設定でシャッター速度のレベルを守ります。
そして、動物写真の場合、望遠レンズや超望遠レンズを使うことがあります。常に三脚を使える状況でなければ、そのレンズの重みだけでもシャッターを押す際に揺れが生じてブレの原因になることもあります。
それも踏まえた上で、最低でも1/250秒あたりで撮影したいですね。
シャッター優先モードにしておくのもよし、可能であれば一脚を使うのもいいでしょう。
被写体がすばやい動きをするものならば、こちらもその動きにいかに対応できるかが鍵です!商品撮影機材