夏のイベントのひとつに欠かせないのは花火大会ですね。
コンパクトカメラでも、いまでは「花火モード」があるものも。
花火を撮りたい需要は高いのに、なかなか撮影するには難しいシーンですよね。
さて、花火は花火でも、今回お話しするのは大きな花火大会の打ち上げ花火ではなく、家庭で楽しむ手持ち花火の撮影のお話です。
花火撮影の難しさは、周囲の暗さと花火の放つ光のコントラストが強いことで、
オートモードで撮影すると全体が暗いままにそこへフラッシュの光が入ってしまいバランスの悪い写真になってしまうか、花火の光が白飛びしてしまう場合があります。
フラッシュの光が入ると、それだけで花火らしい雰囲気が損なわれてしまうので
ここは、フラッシュなしで花火の様々な光と、そこから衣服や、人、周辺に反射する光を楽しんで取り込んでみましょう。
手ぶれをしない程度のシャッター速度が必要なため、ISOを上げて感度を高めます。または、画質は譲れないという方は、ISOを上げることなく、三脚を使って撮影するといいですね。シャッター速度を速く、花火の飛び散る光を撮るのも、シャッター速度を遅めにして、花火の光が柔らかく揺れる感じを撮るのもお好みで。
花火らしい雰囲気は大切ですが、暖色系が多い花火の光から、黄色みが強めになってしまう場合もあるので、ホワイトバランスの調整をお忘れなく!撮影照明の専門店