デジカメで女性の方のポートレイトを撮るときに一番大事なのは、
やはりなんといっても顔の露出でしょう。
まず、被写体である女性の顔の明るさに合わせてスポット測光や中央部重点測光でプラス補正をするというのが基本と言っていいでしょうね。
最近は技術の進歩のおかげで評価測光の精度が上がってきたために、
評価測光を用いる機会も増えてきました。
ですが、明暗差が大きかったり、意識的に露出をしたいのであれば、
やはりスポット測光や中央部重点測光を使うのがおすすめです。
被写体である女性と背景の露出が全然違う時にはHDR処理をするときもあります。
女性の顔が背景よりも暗い場合にはどうすればいいのでしょうか。
こういう場合には背景が白く飛ばないように女性に照明をあてないといけないのですが、
このときに影がどうでているのかに気を付けて、変なふうにならにようにしてください。
こういうときにはレフ板やライトボックスといった
ソフトな光をつかって女性を撮影するのがいいでしょうね。
丸いレフ板は携帯にも便利なのであるといいのですが、
あまりに携帯性を優先して小さいのにすると光が斑になってしまいがちなので、
ある程度の大きさのあるレフ板を選ぶようにしてください。
また、補助光を使ったいかにもな演出が嫌な場合には自然光をうまく使って下さい。
例えば明るい大口径焦点レンズをうまく使えばレフ板やフラッシュをつかわなくても
自然光だけで綺麗に撮影をすることも可能ですよ。レフ板、撮影照明