衣服の撮影のポイントは?

ショップのカタログでも、オークション用のレビュー写真でも
衣服の写真撮影は、商品の置き方から、照明まで、なかなか手強いもの。
どんなポイントをおさえていけば、商品写真として成り立つのでしょうか。

まずはどのように衣服をおいて撮影するかがポイントです。
トルソーのようにマネキンに着せるのも、かたちが保たれるので便利ですね。
またはハンガーに吊るす、そしてそのままテーブル上に置くという3選択くらいあるでしょう。どちらを選んでも、ここで大切なのは背景です。
トルソーに着せて撮影する場合は白、またはグレーの背景紙を設置し、撮影後背景を白抜きするとカタログらしいきれいな仕上がりになります。
大きめの背景紙がない場合は、シーツを用意して、トルソーの背景にします。
シーツ後方から弱めの照明機器を用意すると、逆光で衣服の縁取り部分が浮き上がり、編集の際に白抜きしやすくなります。

そしてテーブルにおいて撮影の場合は、衣類の大きさにもよりますが、例えばシャツやジャケットなどは肘部分を畳んだり、動きを見せることによって画像がまとまりやすくなります。広げたまま撮影するのではなく、畳むことによって立体感もでてきます。
さらにランジェリーや薄手の素材、また淡い色の生地などはライトボックス(トレス台)にのせて撮影すると、生地のマテリアル感がぐっと分かりやすくなります。
素材感を伝えるためにも、クローズアップして撮影するのはとても効果的です。

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