近年写真家に関連した映画が多く見られますが、ここにきてロバート・フランクのドキュメンタリー映画の予告が解禁されました。
すでに伝説化されているその名は、現在の写真界でも大御所中の大御所。この11月で92歳になるロバート・フランクは1958年発表の「The Americans」が最高傑作として知られ、写真学校始め、写真を勉強すると必ずと言っていいほど目にする写真集の一つがこの「The Americans」です。
長年の友人で映画編集者でもあるLaura Israel(ローラ・イスラエル)が監督として作り上げたこのドキュメンタリー映画は昨年2015年のニューヨーク・フィルムフェスティバルを皮切りに、アメリカ本国やカナダでは一般公開していて、ヨーロッパやアジアでは映画祭で公開されています。
日本での一般公開はあるのか、いつなのかは分かりませんが、そうなればまさしく「観なくちゃ」ならない映画の一本であることは確かです。