ミュウミュウが2011年にスタートしたショートフィルムプロジェクト「女性たちの物語(MIU MIU WOMEN’S TALES)」の最新作、第11弾目が開催中のニューヨークコレクションで発表されました。
物語は女性がテーマ、そして監督もすべて女性監督によって制作されたショートフィルムプロジェクト。第11弾目の作品「SEED」を手がけたのは河瀬直美監督です。主人公の少女を演じるのが安藤サクラさん(衣装はもちろんMIU MIU)、音楽がサカナクション、そしてスチール担当がレスリー・キー!
そそられないわけがありません。
ショートフィルムゆえに、監督も女優さんもそれぞれの持ち味のいいとこ取りです。
美しい情景は一時停止にしてそのまま切り取った写真のように美しく、逆を言えば美しい写真をつないで映像にしたようなショートフィルムです。
選りすぐり監督たちの作品で、第4弾では菊地凛子さんも出演しているマッシー・タジェディン監督の作品「It’s Getting Late」、第8弾ではユーモラスでポップな映像美が楽しいミランダ・ジュライ監督作品「Somebody」と、ここでしか見れないものが多くあります。
それにしてもトップブランド、乙で絶妙なプロジェクトを打ち出します。
素晴らしい作品をサポートし、観るものを楽しませてくれ、そして何よりもブランドイメージを高め、アピールできるのですから。