イギリスの大英博物館がGoogleと協業し、地下1階から地上5階までの館内ストリートビューを提供しました。
これにより同博物館の収蔵品4,500点以上をヴァーチャルに鑑賞することができます。
多くの作品には、製作年や作者等の情報もついています。
その場に行かずとも、オンラインで芸術鑑賞を楽しむことができるというのは良いですね。
グーグルは「Google Cultural Institute」というバーチャル博物館を立ち上げていて、そこにはすでにルーブル美術館など、世界中の名だたる美術館博物館が参加して、美術作品や収蔵品をオンラインで公開しています。
日本でも上野の国立西洋美術館や広島平和記念資料館などが参加しているみたいです。
コレクションが時系列で並列され、クリックすると、その詳細を見ることができ、歴史を知る上でとても意義のあるサイトデザインになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=eEJqCUiaV68
今回新たに参加した大英博物館は、毎年600万人以上の来場者数を誇る大博物館です。
ロゼッタ・ストーンやパルテノン神殿の彫刻、エジプトのミイラなど膨大な数の歴史的資料を展示しています。
ちなみに現地での入場料は無料だそうです。
同博物館ディレクターのニール・マクレガー氏は「テクノロジーによって我々のコレクションは世界のコレクションになることができる。」と述べています。
そのアーカイブを無料公開するところがグーグルの偉いところですよね。
大英博物館に行ったことがない人はもちろん、行ったことがある人も、人ごみで見られなかった展示もこのサービスでは自由に見られますので、オススメです。