ショッピングをするつもりもないのに、サイド広告の写真に惹かれて思わずオンラインショップをする女子は少なくないでしょう。
仕事の合間に、調べ物の合間に、ちらりと載っているサイド広告。
文字広告ではなく写真広告がまさに訴求力を発揮する場面です。
例えると、気温が25度を超えるとアイスクリームの売れ行きが伸び、30度を超えるとかき氷の売れ行きが伸びるそうです。商品の売り上げには、商品そのものの特徴、性質以外に外からの環境、条件が左右してきます。
気温が上がり夏らしくなったときに「涼しげなワンピース」や、肌寒くなってきた頃に「ウールのカーディガン」をちらりと目にしたときに、なんとなく沸き上がる物欲がそそられる瞬間です。
何となく沸き上がる物欲を、実際に商品購入まで後押しするのが写真のミッションともいえます。
視覚的な説得力とシンプルな買い物欲を後押しする写真とは?
一枚のワンピースをオンライン用に撮影するとします。
ワンピースの色、素材が一枚の写真で分かりやすくそして「目を引く」ような写真にするために背景に気を配りましょう。同系色の色の背景にするのか、補色(反対の色)をもってきて、色の組み合わせによって「目を引く」ようにするかなどまず背景色を考えます。
そして照明。ワンピースの素材がやわらかいもの、透けるようなものであれば、後ろからの逆光を利用して素材感がでる演出を。または斜めからの照明で背景に何気ない影を付けて遠近感を利用するなど照明使いでワンピースを演出します。
一枚で勝負のサイド広告、オンラインショップの写真では、色や素材感がでるようにして一瞬で目を引くことを考えながら撮影、撮影後編集をするといいですね。
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