https://www.youtube.com/watch?v=5EBnrh-WSto
ファッションブランド「Forever 21」が開催したイベントに登場した動画ですが、少し解像度が荒めなのが気になります。
というのもこれ、実はピクセルの代わりに「糸巻き」を使用しているんです。
1ピクセル=糸巻き1コ。
このスクリーンの「解像度」は、80×80ピクセル、つまり80列×80段で6,400個の糸巻きを使用しているのです。
実際に巻かれているのは糸ではなく36色に染められた一本の織布で、長さにして約11.2km、そして何千ものモーターやギアで構成された機械で、色や画像の再現を行なっています。
どのように制作されたのかも、こちらに公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=dvDHNDkO-Qo
さらにこれ、インスタグラムと連動しており、ハッシュタグをつけて写真をアップすると、このスクリーンにそれが映し出される(かも)という仕掛けも。
クリエイティヴ・エージェンシー「BREAKFAST」の共同創設者であるアンドリュー・ゾルティーが、Forever 21からの依頼を受け、約1年半前にこのプロジェクトをスタート。
ファッションにおけるもっとも基本的な要素である「糸」にこだわり、何度も実験と試作を重ねて完成させました。静電気が原因で機械が炎上するということも度々あったそうです。
ニューヨークの店舗に期間限定で設置されていました。
実物も見てみたかったです。