写真撮影後に、パソコンに取り込んで大きなモニターで見てみると微妙にピントがずれていたってことありますよね。
残念ですが、撮り終わってしまったものはどうしようもありません。
Photoshopや今ではスマホのアプリケーションなどにも修正ソフトがありますが、オリジナルの写真で被写体にピントが甘い場合には修正するにも限界はあります。
そんな常識が、この日進月歩のデジタル社会において革新が起きそうです。
パナソニックが撮影後に写真のピント調整ができるデジタルカメラを開発しています。
昨年発表された「4Kフォト」という動画から毎秒30枚の静止画を切り抜いて写真にする新しい技術を応用し、毎秒30枚撮影する画像それぞれ違うピントで撮影する仕組みです。
つまり、例えば犬の親子を撮影するとしましょう。手前には子犬たち、そして背景には母親犬。
子犬にピントを合わせて撮影したつもりが母親犬にピントがいってしまった。そんな写真を撮影後にデジタルカメラの液晶画面を見ながらピントを合わせたい場所をタッチすると、その場でピント調整ができるということです。
すごいですね。商品化は来年予定。
夢みたいなことが技術によって実現されていく社会、
未来には「写真の撮りなおし」なんて単語はなくなっているのかもしれません!
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