カメラ好きのランドマークになりそうな、以前から話題になっていた「新宿 北村写真機店」が7月3日にオープンしました。
以前からHPを見ていましたが詳細や画像はなく、オープン当日にHPにコンセプトからサービス内容、コレクションにフロアガイドなどがアップされました。
まずなんといってもその規模に驚きます。地上6階、地下1階のカメラ専門店。
その大きさを聞くだけでもカメラ好き、カメラファンにとってはうずうずしてきます。
誰もがスマートフォンを持ちスマートフォンで写真を撮っているこの時世に、新品カメラのフロアはありますが、中古カメラフロアやヴィンテージカメラのフロアに写真プリント、修理やメンテナンスなど
まるで時代に逆境しているかのようなのに、「これまでにない写真体験を、新宿から」というコンセプトとともに写真本来の原点に立ちつつカメラと写真の楽しみ方を
贅沢な空間とともに提供してくれる、今だからこそ新しくて待ち望まれている存在のようにさえ思えます。
カメラ好きの中でもフィルムカメラ好きにはまた堪らない空間です。
4Fの中古カメラフロアにはなんと約5000点におよぶ在庫を保有。美しいガラスケースの中にずらりと並ぶボディーとレンズの陳列棚の写真を見るだけで、時間を忘れて過ごせるような
カメラ好きのテーマパークのようでもあります。
お目当てのカメラや長い間探していたレンズなど見つかるかもしれません。
さらには6Fにライカをはじめとしたヴィンテージカメラのコーナーがあり、憧れの一機を手にすることができるかもしれません。
玄人好みな物ばかりではなく、アップル製品の修理フロアという便利な空間から、グッズ売り場やブックラウンジにスターバックスと、普段の生活に密接したものや贈り物を選ぶ場所としても重宝しそうです。
「カメラ」というと特別な愛好家のものといった印象もありますが、日々私たちが生活の中で写真を撮っているスマートフォンもカメラです。今や生活の中で書かせられない写真。
「北村写真機店」に行ったら、そんな日々の写真と関連した興味あることに出会えるかもしれません。
オープン記念展覧会として6Fのイベントスペースにて「蜷川実花展-千紫万紅-」が8月2日まで開催されています。
まずはとにもかくにも、行ってみたいですね。