#BlackLivesMatter運動に賛同し、反人種差別団体に寄付し、日本人写真家の好きなプリントを購入できるという運動支援が始まっています。
東京を拠点に編集者、発行人として写真に携わっているアイヴァン・ヴァルタニアン氏と京都を拠点に写真、出版に関わっている大野秀子氏によって主催された非営利のプロジェクトが
このJapanese Photographers 4 Black Lives Matter。
深瀬昌久、鈴木理策、米田知子ホンマタカシ、川内倫子、野口里佳、水谷吉法、志賀理江子、Nerhol(敬称略)と、約30名の写真家が参加しています。
プロジェクト内容は、彼らの写真をオンライン上で150USドルで販売、そのうちの100USドルが反人種差別団体に寄付され、25USドルが写真家へ、そして25USドルが制作費に充てられるということです。
寄付団体は6つあり、会計の際にどの団体に寄付をするか選択をすることができるというのもこのプロジェクトの特徴。
現在プロジェクトとは開催中で開催期間は7月20日までです。
それぞれ写真家の作品はエディション無制限、但し本企画開催期間限定の写真やエディション50という写真まであり、ちなみに鈴木理策氏の作品はすでにsold outです。
サイズは297×210mm、アーティストサインはありませんが正式な証明書が発行されるそうです。
これまでコロナ禍における写真家のプリント販売を通した支援活動がいくつも始まり、そしてここで反人種差別運動を支援するという趣旨のもと写真家がプリントを提供してこういったプロジェクトが立ち上がるというのは
それを購入し、その活動に参加できる私たちにとっても「支援」と「意思」と「写真」が繋がれる意義があります。