バーンドア

照明の上下左右4方向についている羽状のものがバーンドアです。
4枚の羽を調整しながら、被写体に写り込む光量を調節したり、いらない光を遮断することができます。
被写体に対して、照明は加えるだけでなく「ひく」ことも大切な場合があります。
プロカメラマンの撮影による写真は、照明が「足し算、引き算」の絶妙な調整によって成り立ちます。
そのため被写体に照明をあてた場合、ある部分には光を押さえたい、または遮断したい時に、照明機材に装着されているバーンドアがとても役に立ちます。
照明に長けているカメラマンやスタッフは、バーンドアがない場合にはバラフィン紙やトレーシングペーパなどを使って撮影に必要な「仮バーンドア」をその場でつくってしまいますが、簡単そうでも慣れていないと戸惑うものです。
バーンドアには黒の金属製のものもあれば、シルバーのものもあります。
バーンドアを取り外して使える照明もあるので、用途に合わせて使い分けるといいですね。

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