カメラマンの服装は黒?
という質問をされることがあります。もちろん決まりはありませんが、実際に黒っぽい服装が多く見られます。
それはなぜか?
まず、適切な露出をはかるため。
被写体に対してスポット測光のような露出計では影響することはないでしょうが、測っているカメラマンの衣服が影響してはいけないから、と言われています。
また、被写体の至近距離で撮影する際に、明るい系統の衣服を着ていると写り込んでしまう。そしてポートレートも顔をアップで撮る際にモデルの瞳の中に写り込んでしまうから、ということです。
どれも、本当かな?といわれそうですが、実際にブツ取りなどでツルツルした反射するような被写体の場合、近くで撮影すると多少なり影響が出る場合もあるので、「黒い服装が無難」ということはあるでしょうね。
もう一つの理由としては、文字通りカメラマンは黒子に徹するべきだからです。
人を撮影する際も、被写体のモデルの気が散ることなく進められるように。人が多くいる場所、例えばウエディング写真などは、カメラマン自身が動くことが多いため、それぞれのシーンで邪魔にならないために黒い服、ということはあります。実際にウエディングフォトで教会や会場にいるカメラマンが明るい色の服を着ているってことはないですよね。
それぞれの職業にはそれぞれのルールがありますね。
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