流し撮りとは、被写体を追いかけるようにカメラを動かしながら撮影する手法です。
こうすることで被写体はクッキリ写り、背景が流れるようにブレて写ります。
まさに一流カメラマンの成せるワザ。
と勝手に思っているのですが・・・、実際難しいですよね。
流し撮りすれば、躍動感やスピード感のあるかっこいい写真が撮れます。
一度モーターサーキットに行った際、流し撮りに挑戦したことはあるのですが、バイ
クのあまりの速さにシャッタースピードが全く追いつかず、すぐに諦めてしまいまし
た。
動くものなら何でもよかったのですが、さすがにバイクは速すぎましたね(笑)
流し撮りがいちばん鮮明に写し出すものは、プロとアマの腕の違いなのかもしれませ
ん。
特にスポーツの試合等で、決定的瞬間をおさめた写真なんかを見ると、プロのすごさ
を改めて思い知ります。
この流し撮りという技術は、被写体と一緒にカメラを動かす身体能力の高さが必要な
んですが、残念な事に運動神経の悪い僕は一向に上達せず。
ブレ、ピンぼけ、フレーム外れなどなど、本当にいい失敗例ばかりを量産していま
す。
流し撮りの基本は、ピントはその場所にあらかじめ合わせておく「置きピン」で、
シャッタースピードはまずは1/100秒くらいからで、手ブレ補正機能はOFFにする。
やってるんですけどねぇ。
さらに構図まで決めるとなると、もう・・・。
自動車や電車など、決まった所を一定の速度で動くものは撮りやすいらしいです。
だったら回転寿司も・・・と思い、やろうとしたことがあるのですが、難しかったで
す。勇気的に。
ただ、ネットで検索してみると意外とやってる人が多かったです(笑)