ちょっとしたスナップ写真でも、友達との記念写真など日常の中で写真を撮り合うこと、またシャッターをきるのを頼まれることって結構ありますよね。
ちょっとした写真といっても、写るのが女性の場合には気を使います。どんな女性でもキレイに写りたい、スタイルよく、小顔に見えるように等々、要望でもあり期待も込められているからです。
このちょっとした撮影でも、ほんの少しのポイントに注意してシャッターを切ると相手に満足いってもらえる写真の出来映えになります。
小顔に写るテクニックといえば、一般的なのは上から撮影するということ。
女性の少し上に位置することによって単純に遠近法から目が大きく、あごが小さく写ります。
ただこの高さを利用した撮影ではなく、その場でちょっとした注意を促すだけで印象が変わり小顔に見える写り方があります。それは女性のあごをひき気味にすること。
「ちょっとあごをひいてみて」と声をかけるだけ。
そしてもうひとつは、カメラを構える位置を撮影者の目線の高さ、そのままで撮影すること。
コンパクトカメラではファインダーを覗かずにカメラの背面のモニターを見ながら撮影する場合も多いでしょう。モニターを見ながら撮影すると次第にカメラの位置が下がり、女性の顔をあおるような構図でシャッターを押してしまわないよう、きちんと目線の位置で撮影することがポイントです。
また小顔に見えるテクニックは顔のラインによっても左右されます。
耳からあごに描けるラインがくっきり出たり、鼻筋がはっきり見えることによっても小顔に見えるのです。
これには正面からの撮影ではなく、撮影者がちょっと移動して女性がカメラを見る姿勢を少し斜めになると出やすくなります。
これらの小顔撮影テクニック「ちょっと」がポイントになるでしょう。
時間もかけず、手間もかけず、「ちょっと」した気配りで女性をキレイに撮影しましょう。写真機材のライトグラフィカ