たす撮影とひく撮影

今日、趣味のブログからプロブロガーまで、そして自社製品の社内撮影まで様々なシーンで、プロ並みの写真が外注ではなく個人、社内で写真撮影することが可能になっています。
そのキーワードはなんといっても「照明」です。
ただこの撮影に適切な照明を設置するために付随してくる様々な撮影機材というものがありますが、
実際に撮影する場所のスペースやコストなどを考慮しながら無限な組み合わせで撮影機材を選ぶことが可能になっている昨今です。

さて、撮影機材の準備はOK、でもいざ撮影してみるとなかなか思い通りにはいかない、、といったことありますよね。
もちろん経験値もものをいいますが、「適切さ」を見極めるセンスが大切になります。
というのは、必須な照明を撮影機材、照明機材によって補えるところを、時に「過度」に活用してしまうことがあるからです。
自然にそれでいて、機材がなくては決して撮影できないような美しい写真を撮るには、「適度な照明」が必要なのです。強すぎる照明は被写体のコントラストをあげすぎてしまったり、白飛び、さらにそれによって黒くつぶれてしまう部分が出てきてしまったりと、バランスの悪い写真になってしまいがちです。
被写体に対する照明は常に必要ですが、撮影した写真をモニターで見てみて「何か足りない」「いまひとつ」と感じるときには、「たす」のではなく「ひく」撮影をしてみましょう。つまり照明の調整です。
照明の明るさを下げる、直接照明を間接照明にしてみる、補助光を加えて全体を柔らかくしてみる、といった「たす」のではなく「ひく」照明。
?のと時には、ちょっとお試しください。
撮影機材のライトグラフィカ