タイトル

写真にタイトルをつけることが必要な場合があります。
それは展示会に出品する写真であったり、コンテストに応募する作品であったり、また冊子や写真集を制作したり、個展を開催するにはその個展自体のタイトルも必要になりますね。
名前をつけるのって意外に難しいもの。
思いつきでとっても印象的なネーミングが出てくることもあれば、考えても考えてもぱっとしないことも。
写真は「見る」ことによってその場で感じたり、受けたりするものがありますが、そこに「読む」タイトルが加わることで写真への理解と印象、それから作者の意図などの伝達にも大きく関わってきます。
そのため結構侮れないものなのです、タイトルは。
さてタイトルをつける方法には、人それぞれありますが、なかなか時間がかかる場合は、10個でも20個でも箇条書きで候補をまず書き綴るといいでしょう。
思いつくままフレーズのようなタイトルでも、一単語だけでも。
そこからゆっくり写真と照らし合わせて選んでいくのもいいですし、知り合いや友達から意見を聞き一番好評だったものを選ぶというのもいいでしょう。

もちろんテーマに沿ったタイトルが必要な場合もありますが、意味深なタイトルだからこそ目を引くということもありますね。
また名詞などで終える「体言止め」のタイトルは印象強くなる効果もあります。
展示会を見に行ったときに、人の作品のタイトルを見るだけでも面白いものです。こんな楽しみ方で写真を鑑賞するのもいい勉強になります。

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