ギャラリー巡り

雑誌や広告に取り上げる写真を見たり、写真集を手に取ったりするように、ギャラリーなどに足を運んで写真に親しむのもお勧めします。
好きな写真家や、好きな作品の画風をみているのと違って、ギャラリーや展示会で作品を見ることによって得られることは好き好みで選ばずアットランダムにいろいろな作家の作品を見ることができることと、まず写真そのものに触れるということです。
オリジナルのプリントを目にすることによってその色合いやグラデーション、紙の質感などを実際にみることは、雑誌、写真集の印刷のそれとは違います。
また作品として出来上がり、発表する場であるギャラリーでは、作品をどのように見せるかという意図のもとに展示してあるので、作家のテーマや作家性まで感じられます。
そこではプリントした写真の展示方法、つまり額部分をどの素材にするか、大きさ、色などと言った細かな部分まで考えてきます。
また写真のギャラリーや写真の展示を狙って巡るだけでも、普段自分の好みでない作風に会うことによって、刺激だけでなくあたらし発見、発想がうまれることもあります。
日本でも写真作品を扱うギャラリーが増えてきましたし、ショッピングや散歩の際にギャラリーをみつけたら、ふらっと立ち寄ってみるのもいかがでしょうか?

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