物件写真2

前回お話しした物件写真、室内写真の撮影のコツについてもう少し。
前回の1つのポイントをふまえて、さらに重要な2つのポイントがあります。
1つは撮影前に大切なこと。それは天気です。
室内写真といってもストロボを避けるため、また実際に物件の自然光の入り方を見ていただくためにも自然光で撮影します。

可能ならば写真撮影日は晴れ、または曇り日を選びたいですね。
晴れがベストと思われがちですが、実は意外に曇り日の方がキレイな光を得られることもあります。
曇り日の方が日焼けのレベル目安のUV数が高いことがしばしばであるように、雲自体が反射してレフ板の役割をし得る光量が多いからで、さらに晴れの日の直射日光ではなくソフトな光のため、写真撮影には適した光といえるでしょう。

そしてもう1つのポイントは撮影時、または撮影後の編集で大切なこと。
それは水平を保つことです。
カメラのグリッド機能を活用して、壁の線、角、床の線、窓枠などをうまく利用しながら撮影しましょう。さらに撮影後はモニターでの調整で確実に。

これらの物件写真撮影ポイントを、インテリア写真の一環としてもご参考ください。

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