年末年始は普段はなれている暮らしている家族や親戚が集まる機会でもありますね。
小さな子供がいる場合以外には、意外に家族が揃っている集合写真は意識して写真を撮らないと残らないものです。一同に揃う機会を利用して写真撮影をするという方も多いのではないでしょうか。
家族写真について考えるときに思い浮かぶ写真家がいます。
妻を含む四人姉妹を毎年撮り続けている、アメリカ人写真家、ニコラス・ニクソンです。
ポートレートがお好きな方はご存知かもしれませんね。
1976年から四姉妹を同じ順序で横一列に並べて撮りつづけ、姉妹の姿を正面からとらえてきたその写真は家族として、ひとりの写真家として静かにとらえています。
ライフワークが代表作品となるのも写真家故の歩みでしょうが、家族写真を撮影するにあたってヒントになるかもしれません。
年に一度の年末年始だからこそ、家族写真というポートレートについて考えてみられるのはいかがでしょうか?