子供写真も、好きな人の写真も

子供写真を撮影する際にお話しした通り、理想的な撮影者は両親なんですね。子供の表情、好み、性格、癖などを知り尽くしている母親と父親に勝る撮影者はいないといってもいいでしょう。
それを乗り越えていい子供写真を撮るフォトグラファーは技術で勝負です。
それと同じように、好きな人、友達から同僚、そして恋人への撮影も似ていますね。
やはり身近に撮影する「人物」のことを知っているひとがその人の素敵な写真を撮れる撮影者だといえるかもしれません。
モデルでなければ、人ははカメラを向けられるとつい構えてしまいます。しかし、お互い慣れ親しんで好意を持っていると自然にリラックスしてカメラにも向かえます。そう、親に対する子供の表情のように。

撮影者だけに向けられる表情を、シャッターチャンスとともに逃していけないのは露出と背景です。日常の自然な表情を写真におさめられるのは、撮影者の立場のメリット。
大切にしたいワンショットもF値や背景といったちょっとしたポイントで台無しになるかもしれません。
気をつけたいことは、ポートレートの基本、F値を開放気味に。これはモデルの人物を強調するためです。そして背景は余計なモノが入らないようにプレーンな背景を探すことです。
どちらも被写体を際立たせるためです。

このポイントを注意して、好きな人、大切な人物の一枚を撮影してみてください。

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