「引き」がほしいとき

「引きで撮影」とは被写体から離れて撮ることを言います。いわゆる「ヨリ」の反対で、被写体の細部ではなくて全体を写し込むために指す用語です。
この引き撮影、例えば、狭い室内で全体を写し込みたい時や、記念の集合写真やパーティー風景などの大勢を撮影する際に「引く」つまり、撮影者の位置を一歩さがる(ひく)、ということにつながります。

ただ、経験のある方が多いと思いますが、撮影場所によっては広さが足りない、撮影者が一歩さがるスペースがない場合があります。
そこで便利なのが前回お話ししたテレコンバージョンレンズの反対の役割をする、ワイドコンバージョンレンズです。
ワイドコンバージョンレンズを装着することによって、画角がグッと広がるため、狭い室内撮影でも全景が写し込めたり、集合写真なども全員を画面からきることなく写すことが可能になります。
距離を変えずに欲しい画角で撮影できるので、いざという時にお役立ちです!

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