なぜホワイト?

写真撮影でもそしてビデオ撮影でも撮影前に必ず確認するのがホワイトバランス。
さて、このホワイトバランス、なぜ白を基調にして調整するのでしょう?
光は連続した波長ですが、ヒトの目はそれをRGBでとらえます。つまりR=レッド、G=緑、B=青。この三色です。そしてデジタルカメラの写真もまたRGBの三色から構成されてます。
色の三原色、などといった説明でRGBを重ねた図をご覧になることもあるでしょうが、三色を重ねた部分は白になります。つまりはRGBの大きさが等しい色が白になるということです。白が白く見えることがRGBのバランスが正しいことになり、そのため白を白く見せるためのホワイトバランスが必要になってくるというわけです。

科学みたいですが、写真を構成している色の基本が分かると、ホワイトバランスなどといった、撮影前の大切な準備の意味も納得ですね。

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