これまで三脚といえば、アルミ製のものが一般的でした。しかし近年では軽量で丈夫なカーボン製やマグネシウム製の三脚も増えてきましたし、その優れた携帯性で一躍人気三脚となりました。
さらに、カーボンとマグネシウムといった素材は軽量なだけでなく、振動減衰性といった振動を小さくするといった特徴があり、写真撮影の機材としてはとても優秀な特徴を持っています。
しかしご存知の通り、三脚の重要な点は携帯性と反比例する重さが大切になります。それは安定した撮影が可能なことと、重いカメラも支えるための安定感が必要ということからです。
この点をみると、カーボン製、マグネシウム製の三脚はアルミ製よりも難点です。
この軽量という特性が難点になってしまう皮肉さ。それを解決するのがストーンバッグです。
軽量な三脚を使用する際に、それぞれ三本の足にネット状のものを装着し、ハンモック状になった部分に文字通り石でもいいですし、機材で撮影時に使わない重いアイテムを入れると、三脚が安定するという仕組みです。いわゆる重しですね。
こんなアイテムが、素材によって違う三脚の選択の幅を広げてくれます。