組み合わせ

写真撮影の際の布選びですが、あくまでも背景は「引き立て役」。
主役と引き立て役の組み合わせって、意外と盲点ですがとても大切なことなんです。
布は一例ですが、つまりは被写体とその背景にくるものの素材の柔らかさ、固さがポイントなのです。
つまり、被写体が柔らかいもの、または硬いものの場合、それに合わせて布地などの背景はコンビネーションとして考え選ぶということです。
一般に、柔らかいものと硬いものを組み合わせるといいといわれています。
メタリックな貴金属や、ガラス素材など硬いものには、柔らかい布や植物、花を組み合わせる。反対に柔らかな食材、花などが被写体の場合には、背景の組み合わせとして陶器や質感の硬い布地などを組み合わせるといった感じでしょうか。

違う質感のものを組み合わせることにより、お互いの特徴をうまく惹きだし、相乗効果が生まれるからなんでしょうね。
もちろん、柔らかいもの+柔らかいもの、また硬いもの+硬いものの組み合わせで写真撮影することもあります。
一例上げれば、近年ちょっと流行なのはアクリル板のような光沢素材を土台にして、被写体を土台に反転させるように反射させながら撮影する方法です。コンピューターや電子機器など艶やかなものや、高級感があるものには有効です。シンプルながらリッチ感をあおります。

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